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知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ~国際連合編

農業経営者』2023年2月号の連載、 「知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ」第62回は国際連合です。

2022年11月に国連貿易開発会議(UNCTAD)が発行した報告書「一目でわかる商品・産業用ヘンプ特集」について紹介されています。

国連機関が1990年代からヨーロッパやカナダで環境と健康にやさしいと注目されてきた産業用ヘンプを取り上げたのははじめてだそうです。(本報告書の仮訳全84ページはこちらに公開中)

報告書は栽培がはじまったばかりの国の状況が反映されていなかったりデータが不足していたりするため、実態に追いついていないようですが、ヘンプを次のように紹介しています。

「ヘンプは用途が広く、多目的な作物である。花と子実、茎、葉、根には、医療や工業、栄養などさまざまな用途があり、効果的に利用すれば大きな農業利益を生み出す可能性がある。したがって、植物のすべての部位の利用(全草利用)が、あらゆる用途での開発戦略の中核となるべきである」

この「全草利用」はヘンプの特性でほかの農産物と大きく異なる点です。

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