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いま、なぜ、おお麻なのか


おお麻(ヘンプ)製品を販売するようになった経緯、自分のいまの思いをまとめてみました。ご一読いただければ幸いです。(2023.5.10 現状に合わせて内容を更新しました)


1.理想社会の実現に向け


2011年の東日本大震災は衝撃でした。さまざまな教訓があり、以来「理想的な社会」に向け加速しはじめた気がしています。

戦争、エネルギー、経済、医療のこと、廃棄物のこと、食、そして地球環境、、さまざまな問題がない社会、、つまり全人類が願うような理想的な社会が実現したらいいなと思うのは私だけでしょうか。

いま、おお麻の日本での栽培面積は7ヘクタール、栽培者数は27人(うち、精麻の生産者はもっと少ない)まで減りました。しかし世界を見渡せば、産業用ヘンプは先進国を中心に生産・利用の両面で急速な発展を遂げているそうです。私は理想的な社会を実現していくにあたり、おお麻を有効活用することが1つのポイントと思います。もちろん昔からつづく伝統文化の次の世代への継承も重要です。



自分史、主な出来事
愛媛県西条市に生まれる。
1995年 香川県に居住。(以降2010年8月まで)
2002年 おお麻(ヘンプ)の服をはじめて着る。この頃には、四国の古代史について書かれた本などを読み、おお麻のことは知っていた。
2005年 知人の紹介により、古神道(伯家神道)の修行をはじめる。
2007年 オープンヘンプギャザリング(高知)に参加。
2009年 会社退職後、おお麻に再び着目。香川県商工会主催の「創業塾」受講を経て、某おお麻商品メーカーにインターンシップ。この時、愛媛県大洲市で2007年まで八幡浜市の五反田柱まつり(県指定無形民俗文化財)用に栽培されていたという情報を得て、同まつりの保存会会長を訪ねる。
2010年 おお麻製品の普及を目指し、さぬきいんべ創業。伯家神道 十種神宝御法七種・六種相伝。同年8月、西条市へUターン。
2011年 さぬきいんべ再始動。身曾岐神社(山梨県)の坂田安儀宮司に名刺を持ってごあいさつ。
2014年 知人の紹介で、京都の麻縄職人・山川5代目と出会う。
2015年 山川さんらと阿波忌部直系、徳島・三木家住宅(国指定重要文化財)を訪問、ご当主のご案内で見学。
2017年 公益財団法人愛媛民芸館の評議員に就任。日本麻振興会主催、大麻比古神社(徳島県)正式参拝、神麻しめ縄奉納に参加。
2018年 NPO法人神麻注連縄奉納有志の会主催、剣山本宮宝蔵石神社(徳島県)神麻しめ縄奉納に参加。 
2019年 NPO法人神麻注連縄奉納有志の会主催、三ツ木八幡神社(徳島県)神麻しめ縄奉納に参加。 
2020年 鉾先鈴・国産大麻(精麻)五色緒付き(草木染め版)を神社様へ納品。 
2021年 6月より、おお麻(ヘンプ)専門神具店へ。
8月、長野県の熊野皇大神社様にて国産精麻五色緒付き(草木染め版)の鉾先鈴で浦安の舞奉奏が実現。 
2022年 国産大麻(精麻)・祓串などを神社様へ納品。 


2.おお麻(ヘンプ)専門神具店として


2015年、神社仏閣用の麻製品を調製する京都・山川さんとの出会い以後、神様を大切にする人を増やしたいという思いが年々募っていきました。麻に携わる前に古神道を学び、日本のすばらしさに気づいていたことも大きいです。

さらに小さい頃、お祭り(江戸時代から300年つづく西条まつり)が当たり前の環境に育ったからでしょうか。気がつけば神社が中心の秋祭りがそこにありました。それは心のふるさととして未来永劫、後世に伝えていきたいものです。

なかでも各家庭の神祀りが大事だと思います。そのような思いをもって2021年6月より、おお麻(ヘンプ)専門神具店として舵を切り現在に至っております。

従来にない発想で変革のお役に立てれば幸いです。


さぬきいんべ 代表・加藤義行


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
おお麻(ヘンプ)については、こちらをご覧ください。


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