日本の原点・木の文化
大切なものを入れたくなる小物入れ小箱。木のぬくもりと共に。
香川県高松市在住の木工アクセサリー作家・堀洋文氏が手がけるオリジナル木工品の新作。
木は、「気」または「生」に通じ、生気が宿るものとして昔から大切にされてきました。
(木という字は、天と地を結び、枝を左右に広げて、気を浴びる姿からきた象形文字です)
日本は森林大国とも言われますが、今の私たちの生活をみると、鉄筋コンクリートのマンションに住んでいたり、家のなかを見渡しても、とくに木のものに囲まれているわけでもなかったりしませんか?
近年、忘れられつつある木の優しさ、ぬくもりを届けたいと、国産の銘木を素材に次々と製品づくりをしている堀さん。
日本人の原点ともいえる木のよさを見直しましょう♪
希少な銘木、香川県産の肥松を素材に採用しています。
素材は、香川県産の稀少な銘木、肥松(樹齢300年以上)を採用。
この木材に出会って約30年という堀さんが、木目や素材に合わせて木そのものと対話しながら、手作りで丹念に仕上げられた、ふた付きの挽き物小箱です。
肥松の脂分がなじんで艶のある表面になっており、使う方の扱い方に応じてさらに見た目が変化していきます。
木のものならではの長く使って「育てる」楽しみも味わっていただければ幸いです。
肥松(コエマツ)とは? 樹齢300年以上の松材の中心部(ヤニを含んだところ)を肥松といいます。 香川県の山間部や瀬戸内沿岸で育ったものに、木目の美しいものがよく見られます。 しかし近年は、木自体の寿命や病虫害によって、これらの古木が枯死し、稀少価値となっています。 日にかざすと光が透け、また年数が経過すると次第に風格を増してアメ色になるといわれてます。 |
【堀洋文氏の経歴】 香川県さぬき市生まれ。高松市在住。 大学在学中に工業意匠(デザイン)について学ぶ。 大学卒業後、家具やインテリアを設計施工する会社に勤め、29歳のとき、肥松(コエマツ)という木と出会い、何とも言えない魅力を感じる。 また、その頃地元の伝統工芸士や塗師の方々から木や工芸品に関する知識を習得する。 1993年より国産の銘木を用いた小物作りを開始。 家業である冷凍食品卸業を経営する傍ら、「木の良さや物づくりの素晴らしさを伝えたい」と、時間を見つけては作品作りに励んでいる。 |
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脂分がなじんで表面に艶があります。触感は、しっとり。 |
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何を入れますか?(内面は艶はありません)下に和紙、布を敷いてもいいかも。 |
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側面。香合にも使えそうな形。 |
【肥松のお手入れ方法】
・できるだけしまいこまず、ときどき木綿の布で乾拭きしてください。ヤニが一面に広がり美しいベッコウ色になります。
・使った後は木綿の布で乾拭きしてください。たまに椿油・クルミの油などの植物性の油で拭いていただくと美しさが増していきますが、基本は乾拭きです。
・水気は塗装していない肥松には苦手です。肥松に水やお茶をこぼした時は、水分を全体に拭きのばしてから乾拭きしてください。
・湿度や環境の変化によって、肥松の製品は仕上げ後もヤニが出てきます。その際は、乾拭きもしくは椿油・クルミの油などの植物性の油で拭いてください。
小物入れ小箱(肥松)は、稀少な香川県産肥松でできたしっとり、ふた付き小物入れです。 ・本商品は1点もの。現品限りです。(商品に写真のペンは含みません) ・ふた付きの挽き物小箱です。本体は稀少な香川県産肥松。肥松は独特の木目と、しっとりとした手ざわりが特徴。表面に脂分がなじんで艶があります。 ・小物入れを想定してつくられていますが、用途は使う人の自由な発想で。手に取った人が使いたいようにすればいいと堀さんはおっしゃいます。アクセサリー(指輪、ピアス、イヤリング)を入れてもよし、野点用の抹茶を入れるのもよし。 ・木のものについてよく言われるのが、長く使ううちに味わいを増して「育つ」ということ。見た目や質感は、持たれる方の取扱い方に合わせて変化していきます。1年、2年、3年、、10年、、、と変化していく木の表情も併せてお楽しみいただければ幸いです。 ・アフターサポートとして、傷、汚れなどの補修も承ります(有償)。 |
※商品の体感・効果には個人差があります。
サイズ | 直径6.5cm×高さ4.0cm |
組 成 | 香川県産肥松 |
色 | 天然色 |
備 考 | ・天然素材のため、長期間の使用により色や風合いが変わります。変化をお楽しみください。 |
区 分 | 日本製 |
製造者 | 堀洋文氏 |