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知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ~国際連合編

農業経営者』2023年2月号の連載、 「知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ」第62回は国際連合です。

2022年11月に国連貿易開発会議(UNCTAD)が発行した報告書「一目でわかる商品・産業用ヘンプ特集」について紹介されています。

国連機関が1990年代からヨーロッパやカナダで環境と健康にやさしいと注目されてきた産業用ヘンプを取り上げたのははじめてだそうです。(本報告書の仮訳全84ページはこちらに公開中)

報告書は栽培がはじまったばかりの国の状況が反映されていなかったりデータが不足していたりするため、実態に追いついていないようですが、ヘンプを次のように紹介しています。

「ヘンプは用途が広く、多目的な作物である。花と子実、茎、葉、根には、医療や工業、栄養などさまざまな用途があり、効果的に利用すれば大きな農業利益を生み出す可能性がある。したがって、植物のすべての部位の利用(全草利用)が、あらゆる用途での開発戦略の中核となるべきである」

この「全草利用」はヘンプの特性でほかの農産物と大きく異なる点です。

大麻取締法の75 年ぶりの大幅な改正でどうなる?!日本の産業用ヘンプ(後編)

「農業経営者」2022年11月号の前編につづき、2023年1月号「大麻取締法の75
年ぶりの大幅な改正でどうなる?!日本の産業用ヘンプ(後編)」の特集記事
があります。

前編は法改正までに至るまでの概要でしたが、後編は下記の方々の記事が掲載
されています。

「麻農家は誇りと持って生産を継続したい」麻農家・大森由久さん
「ヘンプを北海道の基幹作物に!目標は全道で2万ha」北海道ヘンプ協会・菊
地治己さん
「国産麻の技術継承を阻む行政の過剰な規制の実態」皇學館大学教授・新田均さん
「麻の遺伝資源の解読は学術的なフロンティア」三重大学教授・諏訪部圭太さ

大麻取締法の75年ぶりの大幅な改正でどうなる?!日本の産業用ヘンプ(前編)

農業経営者』2022年11月号に、「大麻取締法の75年ぶりの大幅な改正でどうなる?!日本の産業用ヘンプ(前編)」が特集記事で書かれています。赤星栄志さんと加藤祐子さんのまとめです。


大麻取締法等の改正に向けた審議は、今年5月よりおこなわれ9月29日にとりまとめ(案)が公表されました。(詳細は厚生労働省のウェブサイトで確認を)

今後は、2023年の通常国会で改正案が提示され、衆参両院で審議・採決を経て、可決されれば24年1月に改正大麻取締法が施行される見通し。

世界の産業用ヘンプ合法化の波が押し寄せ、日本もようやく大麻取締法の大幅改正という潮目を迎えようとしています。

大勾玉展

先週、糸魚川ヒスイで勾玉づくりをされている京都の青舟さんから電話。


さまざまな話をする中で、大田区立郷土博物館で「大勾玉展」が8月2日から10月16日まで開催されていると教えていただきました。

展示されている勾玉の点数が1500点で、かなり多いと、青舟さんは見に行きたいとおっしゃっていました。

2016年に日本鉱物科学会により国石に選定されたヒスイ。その後、雑誌「目の眼」で特集が組まれたり、NHK「美の壺」で放送されたり、じりじり、ジリジリ、脚光を浴びているように思います。(何かあれば、その都度青舟さんが教えてくれます)

※さぬきいんべでも青舟さん作の勾玉、大珠の麻紐付きペンダントをお分けしております。

知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ~クロアチア編

農業経営者』2022年6月号の連載、 「知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ」第55回はクロアチアです。


ヘンプのことは「Konoplja」(コノプリア)」と呼ぶクロアチア。古くから栽培がおこなわれていた同国では、輸入品や化学繊維が普及し減産、さらにソ連を中心とした社会主義経済の低迷により1995年に栽培が途絶えてしまったそうです。

復活したのが2012年の農業省による法改正によってです。法改正が大きな役割を果たすんですね。

その後、13年にEU加盟国となった同国は、ヘンプが薬物乱用防止法の規制対象外になり、栽培農家の手続きが「農業省による許可制」から「産業用ヘンプ生産者登録簿に登録する届出制」になりました。欧州農業用品種リストに載っている品種であれば、簡単な申請書を提出するだけで栽培できるようになったのです。

また、それまで種子のみに限定されていたのが、茎・花・葉・根の全草利用ができるようになりました。

知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ~米国(5)編

久しぶりの更新になり申し訳ございません。
農業経営者』2022年5月号の連載、 「知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ」第54回は米国(5)です。

米国では、2018年農業法によって、約80年ぶりに全米でヘンプ栽培が全面的に解禁されました。(医療用大麻が36州、嗜好用大麻が16州で合法化、連邦法による合法化が実現したのは産業用ヘンプのみ)

本記事では、同国のいま現在の「最終規則」と、日本の大麻取締法とを比較して紹介されています。

たとえば、ヘンプとはTHC(テトラヒドロカンナビノール)濃度0.3%以下の記載があるのに対し、日本では22年時点でTHCに基づく分類は規定されていません。

両国の法整備のちがいが細かく、かつわかりやすく表にまとめられています。赤星さんありがとうございます。

なお、22年4月から厚生労働省審議会が大麻規制検討小委員会を設置し、大麻取締法の改正に向けた具体的な議論をおこなっているそうです。

今治市玉川近代美術館にて鈴鹿芳康さん個展

今治市玉川近代美術館で開催されている鈴鹿芳康さんの個展「WIND MANDALA」を見に行ってまいりました。(3月7日まで)


鈴鹿さんのピンホール写真は別の場所で見たことがありました。2019年から今治に移住されているのは存じ上げなかったのですが、この個展のことは年頭に知り、今度は何度も耳にするようになって、また今回の作品は阿波和紙、手すき和紙に表現されているとのことで行かずにはおれなくなりました。(氏のことを行ったあともいろいろ調べております)なお、阿波和紙のルーツは阿波忌部の祖神、天日鷲命です。

※2月15日に鈴鹿さんがNHK総合「ひめポン!」にて紹介されました。以下のURLで放送日より2か月間は動画をご覧いただけます。

【ひめポン!動画】

「この人にポン! 四国との縁に導かれて 鈴鹿芳康さん
 2月15日(月)放送」

※上記ホームページのスタッフブログにあるリンクよりご視聴いただけます。

この鈴鹿さんの個展(企画展)は写真撮影OKです。

知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ~トルコ編

農業経営者』2021年2月号の連載、 「知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ」第38回はトルコです。

同国のヘンプ産業は、1930年代に4万ヘクタールの栽培面積で1万トンの製品を生産し、その規模は世界第10位だったそう。

それが欧米諸国のようにヘンプ栽培が突然禁止されることはありませんでしたが、麻薬取り締まり規制の影響や、中国産の安いヘンプが入ってくるなどしたため、だんだん衰退し、2006年には栽培面積が100ヘクタール以下に。

1990年以降、徐々に法整備が進んで、2017年に7ヘクタール、18年に15ヘクタール、19年に100ヘクタール、20年には350ヘクタールと拡大していってます。

法律が変わること、大きいのではないかと思います☆

民藝さんぽ-用の美を感じる-(愛媛民芸館)

2021年1月9日(土)10~15時

講演会 柳宗悦に学ぶ‐民藝のこころ
西條藩陣屋跡に残る、建築家 浦辺鎮太郎の作品をめぐるガイドツアーが午前の部と午後の部にわけてございます。

詳細はこちら。(PDFファイル)

愛媛民芸館では現代・日本の手仕事展、丑の干支展と正月飾り展を開催中です。1月31日まで。

知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ~ラトビア編

久しぶりの更新です。(私事、母が8月中旬に入院し忙しくなっておりました)


2020年12月号『農業経営者』の連載「知っておきたい世界各国の産業用ヘンプ」第36回はラトビアです。

ラトビアってどこでしょう?北ヨーロッパ、バルト三国の1つでバルト海に面した国です。

同国の最新の動向としては、法律が改正され2020年から欧州の農業植物品種カタログに収載されているTHC濃度が0.2%以下の品種を使用するという条件であれば、
行政への特別な許可は不要となったそうです。

つまり、農家であれば自由にヘンプを栽培できるようになったと。日本の近い将来の姿かもしれません。

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